「真剣に検討するよう主張しなかったことは……」 リヴァプールの元リサーチディレクターが明かす三笘薫に注目していた過去

ドリブルでボールを運ぶ三笘 photo/Getty Images

FAカップではリヴァプール相手にスーパーゴールを叩き込んだ

プレミアリーグ第10節リヴァプール対ブライトンの一戦が、アンフィールドで行われる。日本代表の三笘薫は先発が濃厚で、得点を挙げることができれば、エヴァートンとの開幕戦以来のゴールとなる。

そんな三笘だが、ブライトンではなく今夜の対戦相手であるリヴァプールでプレイしていたかもしれないと語る人物がいる。それがリヴァプールでリサーチディレクターを務めたイアン・グラハム氏だ。グラハム氏は2023年にクラブを去るまで10年以上リヴァプールの分析部門で活躍し、ロベルト・フィルミーノらを獲得するようクラブに進言したアナリストだ。

「三笘薫は日本最高の選手で、プレミアリーグの平均を上回る評価を受けていた。我々が日本の選手をプレミアリーグのレベルに近いと評価するのは非常に稀なことだ。三笘をリヴァプールの獲得候補としてもっと真剣に検討するよう主張しなかったことを未だに後悔している」

グラハム氏の著書である『プレミアリーグで勝つ方法 : サッカーのデータ革命の裏話』では、リヴァプール在籍時にブライトンの選手を高く評価しており、その中で特に三笘に注目していたと述べている。

もし、グラハム氏がリヴァプールに三笘の獲得を強く進言していれば、第10節で三笘が着ていたユニフォームは水色ではなく、赤色だったのかもしれない。

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