ボーンマス戦の敗戦理由は怪我人や疲労だけではない 元プレミアFWが問題視するはシティの“メンタリティ”

ボーンマスに敗戦したシティ photo/Getty Images

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公式戦2連敗を喫する

プレミアリーグ第10節のボーンマス戦(1-2)の敗戦を受けて、ワトフォードのエースとして活躍したトロイ・ディーニー氏はマンチェスター・シティのメンタリティを問題視しているようだ。英『TalkSPORT』が報じている。

シティがボーンマスに敗戦後、様々な現地メディアは「衝撃の敗戦」と取り上げたが、この試合90分を通して素晴らしいパフォーマンスを見せたのはボーンマスだった。結果的に1点差となったが、GKエデルソンのセーブがなければ、シティは大差で負けていてもおかしくない出来だった。

試合後、キャプテンのカイル・ウォーカーは「言い訳をするつもりはない」と語りながらも疲労があったことも認めた。またシティには現在怪我人が続出しており、チームの核となる選手がいないのも事実だ。しかし、ディーニー氏は疲労や怪我人のことへの理解を示しながらもシティの選手たちのメンタリティの部分に目を向けている。
「理解できるし、ありのままに受け止められる。でも、そうではないと思う。アーリング・ハーランドは今日は本当に調子が悪かったし、(トッテナム戦では)出場せず、ベンチで笑ったり冗談を言ったりしていた。私には、疲れよりもむしろメンタル面の問題のように思えた。いいか、彼らを責めることはできない。1試合負けただけだ。彼らはマンチェスター・シティだ。またやって来て、本当に良いプレイをするだろう」

「ただ、この試合では、彼らは精神的に弱かったと思う。ボーンマスは試合開始から勝ちたいと思っていた。彼らはマンチェスター・シティのようにパス、パス、パス、パス、パス、パスして、得点できると思っていた。彼らにとって残念なことに、ボーンマスの方が優れたアイデアを持っていたし、カウンターアタックで彼らを捕らえた。16回ほどカウンターアタックがあったし、4、5点取られていてもおかしくなかった。だから、彼(ウォーカー)の言いたいことは分かるし、すべてに反対しているわけではない」

カラバオカップのトッテナム戦(1-2)に続き、公式戦2連敗を喫したシティ。今週もスポルティングとのCL、アウェイのブライトン戦とハードなスケジュールが待っているが、この連敗から立ち上がることはできるだろうか。


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