レアル・マドリードにとってホーム2連敗は大問題? 指揮官アンチェロッティは今のチーム状況に危機感 「もっと組織的にならなければならない」

レアルの指揮官アンチェロッティ photo/Getty Images

クラシコに続き痛い敗戦

CLリーグフェーズ第4節でACミランと対戦したレアル・マドリード。ホームにミランを迎えての一戦だったが、先手をとったのはミランだ。

12分にCKからマリック・ティアウにゴールを許したレアル。その後23分にヴィニシウスがPKを決めすぐさま同点に戻すも、39分にアルバロ・モラタ、そして後半にはタイアニ・ラインデルスにゴールを許し、1-3でレアルは敗戦した。

ラ・リーガ第11節のバルセロナとのクラシコで0-4の大敗を喫したレアルにとって連敗は避けたいところであったが、好パフォーマンスを見せたミランを前に撃沈。ホームで2連敗となってしまった今のチーム状況に指揮官のカルロ・アンチェロッティも危機感を持っているようだ。

「チームは良いパフォーマンスを発揮できていないので、心配しなければならない。我々はもっとコンパクトに、もっと組織的にならなければならない。多くのゴールを許してしまった。ピッチ上でうまく組織化できていないので、そこを改善しなければならない」(英『BBC』より)

キリアン・ムバッペが今夏加入し、レアルの攻撃陣は欧州最強になると大きな期待が寄せられていたが、ここまでは苦戦を強いられるシーズンとなっている。ダニエル・カルバハルやティボー・クルトワといった主力の怪我だけではなく、ムバッペとヴィニシウスの共存、ベリンガムをどのポジションに配置するか、クロース引退後の司令塔の不在など多くの問題を抱えている今のレアル。

CLはまだ4試合とはいえ2勝2敗と昨季王者の実力を見せることができておらず、リーグ戦もこのままでは好調バルセロナに離される一方だ。早急な改善が必要となるが、レアルは本来の調子を取り戻すことはできるのか。


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