ペップ・シティ相手にハットトリック 今季すでに23ゴール“北欧の怪物”ヴィクトル・ギェケレシュは本物か?

スポルティングで躍動するギェケレシュ photo/Getty Images

ビッグクラブ相手に通用することを証明した

ポルトガルのプリメイラ・リーガで首位を走るスポルティングCPのストライカー、ヴィクトル・ギェケレシュが得点を量産している。

ギェケレシュは2021年にコヴェントリーから加わり、翌22-23シーズンにリーグ戦で21ゴール12アシストを記録。この活躍を見たスポルティングがコヴェントリー史上最高額となる2000万ユーロの移籍金でスウェーデン代表FWを引き抜いた。

スポルティングではコヴェントリー時代の勢いを継続しており、昨季はリーグ戦29ゴール10アシストの大活躍で、チームをプリメイラ・リーガ優勝に導いた。得点王、リーグ年間最優秀選手、ベストイレブンと個人賞を総なめにしており、今夏にはアーセナルをはじめとする多くのクラブが彼の引き抜きに動いていた。

最終的には残留となった今季も凄まじい勢いでゴールを奪っており、リーグ戦では10節終了時点で16ゴール1アシストの大暴れ。全コンペティションでは17試合で23ゴール4アシストを記録している。

スポルティングは同選手に1億ユーロの契約解除金を設定しており、年齢も26歳と若くない。5大リーグのビッグクラブでの経験もなく、
これらの要因が未だにステップアップしていない理由といえるが、直近のCLではマンチェスター・シティ相手にハットトリックを達成しており、今季の活躍含めて評価が見直されるだろう。今冬、もしくは来夏に1億ユーロの契約解除金を支払うクラブが出てきてもおかしくはない。

特にスポルティングの指揮官ルベン・アモリムを引き抜いたマンチェスター・ユナイテッドがギェケレシュを獲得する可能性もある。アモリムがユナイテッドにスウェーデン代表FWの獲得を要望したとの話も出ている。

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