CL決勝、CWC、W杯大陸予選と夏の日程が過酷すぎる…… アメリカ開催のCWC2025は欧州トップクラブにとって大きな負担に

FIFAのインファンティーノ会長 photo/Getty Images

FIFA側は各クラブにベストメンバーでの参戦を求めている

現在のサッカー界では過密日程が問題の1つとなっているが、何かと賛否両論あるのが2025年夏に予定されているクラブワールドカップ2025(CWC)だ。

この大会よりフォーマットが変わり、計32チームが出場する。開催地はアメリカで、開幕は2025年の6月15日だ。

米『ESPN』は、FIFA側が開幕の3〜5日前にはアメリカ入りしておくことを全クラブに求めていると伝えていて、やはり気になるのが日程の問題だ。6月は2026ワールドカップの各大陸予選も予定されており、5月末にはチャンピオンズリーグ決勝がある。CL決勝にも出場したクラブの選手たちはほとんど休む間もないままCWCへ臨むことになり、選手にとってはかなり過酷だ。

またFIFAは各クラブにベストメンバーで戦うことを要求しているようで、それに反する場合は罰金が課せられると同メディアは伝えている。

この拡大されたCWCには様々な意見があり、クラブによって温度差があると予想されている。欧州トップクラブからすれば、CWCは負担でしかないだろう。積極補強を続けるサウジアラビア勢、ホスト国として大会を迎えるアメリカ・MLSのクラブはモチベーションが高いかもしれないが、欧州勢は疲労との戦いとなりそうだ。

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