X・アロンソのことを忘れさせた? リヴァプールで巻き起こる“スロット旋風”「もはや誰もアロンソのことを語らない」

リヴァプールを指揮するスロット photo/Getty Images

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プレミア、CLの両方で絶好調

全て結果論ではあるが、リヴァプールがユルゲン・クロップに代わる新指揮官にアルネ・スロットを指名したのは大正解だった。

5日にはチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節でレヴァークーゼンと対戦し、4-0で勝利。レヴァークーゼンを指揮するのはリヴァプールOBでもあるシャビ・アロンソで、今夏の段階ではクロップの後任候補としてアロンソの名前も挙がっていた。昨季はレヴァークーゼンをブンデスリーガ無敗優勝に導いていただけに、アロンソに来てほしいと考えたリヴァプールサポーターは多いはず。

しかしアロンソはレヴァークーゼン残留を選び、リヴァプールはフェイエノールトからスロットを引き抜くことになった。今のところこの選択は大ヒットとなっている。
プレミアリーグ、チャンピオンズリーグの両方で首位を走っており、スロットはリヴァプールサポーターのハートをがっちり掴んだ。『ESPN』もスロットがアロンソのことを忘れさせたと絶賛する。

「アロンソがレヴァークーゼンに残るとの情報は、リヴァプールのファンを失望させた。しかしリヴァプールは同時にスロットに目をつけており、今やスロットはアンフィールドのお気に入りとなった。もはや誰もアロンソのことを語らないし、この議論は正式に終わったと言える。スロット率いるリヴァプールはプレミア、CLの両方で覇権を握ろうとしているのだ。一方でアロンソはレヴァークーゼンで調子を維持するのに苦労している」

「レヴァークーゼンとアロンソはCL初心者というわけではないが、今回のゲームでは初心者のように見えた。これはスロットへの賛辞であり、リヴァプールは強力なレヴァークーゼンを平凡なチームに見せたのだ」

今夏のリヴァプールは市場での動きが乏しく、メンバーは昨季からほとんど変わっていない。しかしスロットは巧みにチームをまとめており、同メディアは昨季より守備が堅い安定したチームになったと評価している。昨季目立ったのはアロンソの方だが、リヴァプールのスロット招聘は大正解だった。

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