公式戦2連敗のアーセナルをクラブレジェンドは擁護 「アーセナルに大きな危機があるとは思わない。彼らは正しい方向に進んでいる」

アーセナルはインテルに敗戦し、公式戦2連敗 photo/Getty Images

インテルに敗戦

アーセナルのレジェンドであるマーティン・キーオン氏はCLリーグフェーズ第4節でインテルに0-1で敗戦した後、古巣を擁護した。

プレミアリーグ第10節のニューカッスル戦(0-1)に続き、公式戦2連敗を喫したミケル・アルテタ率いるアーセナル。怪我人が多発していたことも大きく関係しているが、プレミアリーグでも10試合を終えて5勝3分2敗で5位とやや苦戦気味だ。

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、リオ・ファーディナンド氏はインテル戦後、『TNT Sports』にてアーセナルについて「亀裂を隠そうとしている」とコメントし、インテルはニコロ・バレッラやフェデリコ・ディマルコらがベンチスタートだったことを主張したが、キーオン氏はそこまで悲観的になる必要はないと考えているようだ。

「後半、アーセナルはゴールを決めるために全力を尽くした。本当に良い反応が見られた。誰もがアーセナルを倒したいと思っているが、アーセナルに大きな危機があるとは思わない」

「彼らは正しい方向に進んでいると思う。彼らは自分たちのやっていることを信じ続けなければならないが、確かにゴールを決めることができていない。多くの人がアーセナルを批判しているが、私は今夜少しだけ彼らの味方をするつもりだ。彼らはチャンスを1つか2つ逃していたが、今日は確実に相手を追い詰めていた」

アーセナルの得点不足には言及しつつ後半にはいいサッカーを見せていたことを強調したキーオン氏。この試合、インテルがシュート7本なのに対し、アーセナルは倍以上となる20本のシュートを放っているが、枠内シュートはわずか4本となっており、これは改善しなくてはいけない点だろう。

さらに『SofaScore』によると、アーセナルはこの試合で46本ものクロスを上げたが、成功したのはわずか10本のみとなっており、堅いインテルの守備を前に攻撃の創造性を欠いたのも事実だ。マルティン・ウーデゴーが復帰し、この問題を解決することが期待されるが、まずは目の前のチェルシー戦で勝利を飾りたいところ。

11月の代表ウィーク前最後の試合となるチェルシーとの上位決戦はこの嫌な流れを断ち切るのに絶好のチャンスとなるが、アーセナルは再び本来の調子を取り戻すことができるだろうか。


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