チェルシーにはECLは簡単すぎる? 創設まだ7年のチームに8-0大勝「どちらも大会にふさわしくない」

輝きを放ったティリク・ジョージ Photo/Getty Images

18歳ジョージなどが躍動

チェルシーはUEFAカンファレンスリーグ・リーグフェーズ第3節にてノアーと対戦。8-0と圧勝を収めた。12分にトシン・アダラビオヨが均衡を破ると、マルク・ギウ、アクセル・ディサシ、ジョアン・フェリックスらが次々とゴール。ハーフタイムまでに6点の大差をつけ、相手を寄せ付けなかった。

アルメニアのFCノアーは2017年にFCアルツァフとして創設された新鋭チーム。アルメニアのアララト山で座礁したといわれる旧約聖書のノアの方舟にちなんで名付けられたが、あっという間に沈没してしまったと英『THE Sun』は伝えている。

同紙はまた、「どちらもこの大会にふさわしくない」と評している。近年はチームの立て直しに苦労していたとはいえ、チェルシーはチャンピオンズリーグ2度の優勝を誇るイングランドの強豪チーム。アルメニアの新興チームでは相手にもならなかったようだ。

この試合ではギウやミハイロ・ムドリク、フィリップ・ヨルゲンセンなどプレミアリーグでなかなか出番を得られなかった選手たちが躍動。特にトップチームの公式戦デビューとなった18歳のティリク・ジョージは面白いように敵陣を切り裂いており、エンツォ・マレスカ監督をこれから良い意味で悩ませることになるかもしれない。

チェルシーは3戦全勝で首位に立っており、ECL優勝候補筆頭と目されている。総得点16は群を抜いており、チェルシーにとってこの大会は簡単すぎるのかもしれない。

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