「テン・ハーグと変わらない」→「本当に興奮している」 スコールズ氏がアモリム就任について手のひら返す

新指揮官となるルベン・アモリム Photo/Getty Images

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当初は懐疑的だったようだ

マンチェスター・ユナイテッドは、解任したエリック・テン・ハーグの後釜にスポルティングCPのルベン・アモリムを指名した。現地時間11月24日の第12節イプスウィッチ戦が同監督のデビュー戦となり、期待が高まっている。

英『Daily Mail』によれば、ユナイテッドOBのポール・スコールズ氏はアモリム就任について考えを改めたようだ。就任が報じられた当初はアモリムに対し疑念を抱き、『Sky Bet』にて、周囲が大騒ぎしている状況はエリック・テン・ハーグのときと似ており、彼を再び雇うような感じだと語っていた。テン・ハーグもエールディヴィジ優勝3回、2019年のCLベスト4など、新進気鋭の監督としての華やかな経歴を引っ提げてやってきた。スポルティングCPを率いてプリメイラ・リーガを制覇したアモリムに関しても、同じような印象を抱いていたのかもしれない。

しかし、CLでスポルティングCPがマンチェスター・シティを破ったあとの『TNT Sport』でのコメントでは、スコールズ氏はアモリム監督の就任が「待ちきれない」「本当に興奮している」と完全に手のひらを返している。
「アモリムに関して、みんな注目していて、少し(ユナイテッドに)嫉妬していると思う。なぜなら、本当に彼を欲しがっている人々もいるからだ。ペップが去ったあとの話として、彼についての話が出たことは知っている。だから彼は本当に高く評価されていると思う。それはこれまで経験したことのないことだ。ルイ・ファン・ハールがいたが、彼がキャリアのその段階で大きな仕事を得るのは驚きだった。モウリーニョにとってはおそらく最後の大仕事だったし、チェルシーとのライバル関係を考えれば少々驚きだ。これは『そうだ、これは本当の成功だ』と思える初めてのことだ。我々は欧州の3つか4つ、5つのトップクラブより先にそこ(アモリム招聘)に到達した。興奮しているよ。彼が来るのが待ちきれない」

おそらくマンチェスター・シティ戦での大勝がスコールズ氏の意見を変えたのだろう。現在13位と不本意な順位に沈むユナイテッドだが、この名門はアモリム就任で生き返るのか、注目が集まっている。



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