プレミアでのスタメン出場はまだなし…… J・フェリックスはチェルシーでもっと見たい選手か 「実力を考えれば先発すべき」

今夏チェルシーに完全移籍にて加入したJ・フェリックス photo/Getty Images

公式戦10試合で5ゴール1アシスト

クラブOBであるジョー・コール氏はチェルシーがカンファレンスリーグでノアーに8-0で勝利を収めた後、『TNT Sports』にてジョアン・フェリックスを称賛した。

今シーズンよりチェルシーに復帰したフェリックスはここまで公式戦10試合に出場し、5ゴール1アシストをマークしている。ノアー戦でも2ゴールをマークし、印象的なパフォーマンスを見せたが、現段階ではカップ戦要員という立ち位置だ。

プレミアリーグでは5試合に出場しているが、プレイ時間は117分のみ。直近3試合はベンチで試合を見守っている。同ポジションにコール・パルマーというエースがいるため、スタメンでの出場がない状況となっている。エンツォ・マレスカ監督が言及するように守備面でのバランスを考えると、仕方がないところもあるが、ジョー・コール氏はこのパフォーマンスを続ければ、チャンスは必ず回ってくると考えている。

「彼は素晴らしい選手だと思った。全力を尽くした。ジョアンについて覚えておかなければならないのは、彼はかつて1億ポンドの選手だったということだ。もちろん彼のキャリア順調ではなかったが、彼は非常に才能があり、チェルシーを自分の居場所にしたいと思っている」

「彼が初めてクラブに来たとき、私は彼の動きの良さに圧倒された。彼がプレイを次のレベルに引き上げるには、今日の試合のように落ち着きを持ってフィニッシュすることが必要だ。これが試合で発揮できれば、彼は1シーズン20、25ゴールを挙げる選手になれるだろう」

「彼のプレイの他の部分はすべて完璧だ。ハーフターンが素晴らしいし、アシストもできる。彼は実力を考えれば先発すべき選手だから、自分を不憫に思うのは当然かもしれない。でも彼は監督を悩ませている」

「彼らは素晴らしい選手層を持っている。今やビッグクラブに行くと、トップクラスの選手が集まっている。そして毎週、自分のレベル以上のパフォーマンスを発揮しなければ、プレイすることはできない。それができなければ、チームから外されることになる。しかし彼は素晴らしい姿勢を見せているし、それはチームにとって良いことしかない」

ここまではプレミアリーグではなかなか出場時間を積み重ねられていないフェリックス。週末のアーセナル戦には前節負傷したコール・パルマーが間に合わない可能性も浮上しているが、フェリックスに出番が回ってくることはあるだろうか。



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