“10戦8発”のクリス・ウッドは「今シーズンのプレミアリーグで最も成長した選手」 快進撃を続けるN・フォレストの大型FWが32歳にして過ごす充実のシーズン
得点量産中のウッド photo/Getty Images
現在得点ランクは2位
プレミアリーグも10試合を終えたが、ノッティンガム・フォレストがこの段階で3位にいることを予想できた人は少ないだろう。
昨シーズン、17位でフィニッシュし、ギリギリ降格を免れたフォレストはここまで5勝4分1敗を記録しており、アーセナル(5位)やチェルシー(4位)などビッグクラブを抑えて上位に位置している。
そんななか、英『GIVEMESPORT』は「今シーズンのプレミアリーグで最も成長した選手TOP10」を作成しており、その中で1位に輝いたのがフォレストのFWクリス・ウッド(32)だ。
どれほど期待を上回る結果を残したか、昨シーズンのパフォーマンスとの比較、全体的な貢献という3つの観点からランク付けされたこの順位にはスーパーサブとして得点を量産しているアストン・ヴィラのジョン・デュランや首位を走るリヴァプールからライアン・グラフェンベルフ、ルイス・ディアスといった選手も選ばれている。また快進撃を続けるフォレストからはオラ・アイナも選出されているが、堂々たる1位に輝いたのは得点量産中の大型FWのようだ。
「クリス・ウッドは常にプレミアリーグで活躍するストライカーであったが、今シーズン彼がこれほど活躍すると予想していた者はほとんどいなかっただろう。ニュージーランド人ストライカーは最初の10試合で8ゴールを決め、これを上回ったのはアーリング・ハーランドのみということは驚異的だ」
「あらゆるタイプのゴールを決めているウッドの活躍により、フォレストはアーセナル、チェルシー、アストン・ヴィラを抑えて3位につけている。ダニー・ウェルベックと同様、32歳とキャリアの晩年を迎えているウッドだが、おそらくキャリア最高のパフォーマンスを見せている」
「現在リーグで最も恐れられているフォワードであり、フォレストはまさに自分たちの強みを活かしたプレイをし、その成果を手にしている。ウッドがこの調子を維持できれば、彼のチームが今シーズンどこまで上り詰めるか、誰にもわからない」
ここまでリーグ戦10試合で8ゴールを決めているウッド。フォレストの全体の得点数は「14」となっており、ウッドの得点数はチーム全体の約57%を占めている。チームの快進撃はこの大型ストライカーによる貢献が大きく、残りのシーズンでどれだけの得点を積み重ねるのか、楽しみだ。
ちなみに1位〜10位の結果は下記の通りとなった。
1位:クリス・ウッド(N・フォレスト)、2位:ルイス・ディアス(リヴァプール)、3位:ブレナン・ジョンソン(トッテナム)、4位ダニー・ウェルベック(ブライトン)、5位:モーガン・ロジャース(アストン・ヴィラ)、6位:ライアン・グラフェンベルフ(リヴァプール)、7位:ジョン・デュラン(アストン・ヴィラ)、8位:アントワーヌ・セメンヨ(ボーンマス)、9位:オラ・アイナ(N・フォレスト)、10位:ファクンド・ブオナノッテ(レスター)