オライリーに続くスター候補がセルティックで完成の時迎える 「今季のスコットランドで傑出した存在」と絶賛のレフティーFWは大人気選手に

セルティックで活躍するキューン photo/Getty Images

CLではライプツィヒ相手に2発

昨季のセルティックではMFマット・オライリーが大ブレイクし、夏の移籍市場でブライトンに引き抜かれた(現在は負傷離脱中)。

昨季スコットランド国内リーグで18ゴール13アシストを決めていたことを考えても、オライリー退団はセルティックにとって大きなダメージになると考えられていたのだ。

しかし、その穴を埋める存在が出てきた。ポジションは異なるが、今年の1月にオーストリアのラピード・ウィーンから350万ユーロで加入したドイツ人FWニコラス・キューンだ。

右のウイングに入るキューンは、先日行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節のライプツィヒ戦で2ゴールの活躍を披露。チームを勝利へと導いた。

『BBC』によると、セルティックOBのエイダン・マクギーディも「今季のスコットランドで傑出した存在はキューンだと思う。試合に出るたび影響を与えている」と絶賛。

トム・イングリッシュ記者も「キューンは(セルティックにいた)ジョタを思わせる。動き方、試合への影響力などね。彼はチームに欠かせない存在になった。見ていて飽きない存在だ」と称える。

ライプツィヒ戦では右サイドからカットインして美しいゴールを決めているが、すでにオライリーに続いて来夏の移籍市場で人気を集めるとの予想も出てきている。まだ24歳と若いだけに、キューンを欲しがる5大リーグのクラブも少なくないはずだ。セルティックでは得点力の部分でオライリーの穴を埋めており、チームの希望の星となっている。

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