公式戦4連敗で“緊急事態”のシティ 主将K・ウォーカーは復活を誓う 「選手や監督、そしてクラブ、ファンと共にこの状況を乗り越えていく」

三笘薫とマッチアップしたK・ウォーカー photo/Getty Images

ブライトンに逆転負け

プレミアリーグ第11節でブライトンと対戦し、1-2の逆転負けを喫したマンチェスター・シティ。23分にアーリング・ハーランドが先制ゴールを決めるも、後半に2失点を許してしまった。

これで公式戦4連敗となってしまったシティ。ペップ・グアルディオラも監督キャリアで初の4連敗となっており、絶対王者は緊急事態に陥っている。主力選手の多くが負傷に悩まされていることも大きく関係しているが、首位リヴァプールには5ポイント差をつけられており、早急な改善が必要だ。

ここからは代表ウィークに入るため、その期間に怪我人の数人が復帰することも期待されるシティだが、キャプテンを務めるカイル・ウォーカーはこの緊急事態から復活することを誓った。

「今こそ選手たちの姿を見たい。真の個性が発揮される時だ。過去8年間、私たちが試合に勝ち、圧倒してきた間はすべて良かった。しかし、今は厳しい。ベテランである我々が、しばらくここにいなかった選手たちを引っ張り上げ、このクラブの基礎を教えなければならない時期だ」

「私たちは過去8年間でそうした基盤を築いてきた。そして、この困難を乗り越えることができるだろう。これがサッカーだ。我々選手や監督、そしてクラブ、ファンと共にこの状況を乗り越えていく。この嵐を乗り越え、インターナショナルブレイク後には、体調を整えて、シーズンの重要な時期に臨めるようにする必要がある」(シティ公式より)

代表ウィーク明けにはトッテナムやリヴァプール、好調ノッティンガム・フォレストなど厳しい戦いが待っているペップ・シティ。怪我人の状況がどこまで回復するかどうかも大事ではあるが、絶対王者はこの危機を乗り越えることができるだろうか。


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