MLSのプレイオフ制度にJ・アルバは不満 マイアミは“勝ち点差34”もあったアトランタに敗れてしまった「少し不公平に思える」

敗れてピッチに座り込むJ・アルバ photo/Getty Images

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先に2勝した方が勝ち上がるシステムでマイアミは敗退

リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、セルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバらを擁し、レギュラーシーズンで圧倒的な力を見せてきたインテル・マイアミ。

しかし、マイアミは10日に行われたMLSカップ・プレイオフ1回戦でアトランタ・ユナイテッドに2-3で敗北。このプレイオフは先に2勝したチームが勝ち上がる仕組みになっていて、マイアミは1試合目を2-1で制していた。しかし第2戦は1-2で敗れ、10日の第3戦も2-3で落としてしまった。マイアミにとっては想定外の早期敗退だ。

アメリカのスポーツ界でプレイオフは見慣れたシステムであり、野球やバスケットボールでも採用されている。ただ、欧州のサッカー界でプレイしてきた選手たちにとっては馴染みがないところもある。
バルセロナで長くプレイしてきた元スペイン代表DFジョルディ・アルバは、このプレイオフのシステムが少し不公平だと不満を漏らしている。

「良いシーズンだったけど、もっと勝ちたかった。個人的にこのプレイオフは少し不公平に思えるね。何年も前からこのやり方が続いてきたのだろうけど、もし僕が決められるなら、それぞれのカンファレンスの王者同士で戦わせるよ。ただ、アトランタを祝福したい。彼らは僕たち相手に良い戦いをした。彼らは自分たちの武器を理解していたし、GKも素晴らしかったね。それが違いを生んだ」(『ESPN』より)。

プレイオフのシステムは、何かと議論を生むものだ。今回対戦したアトランタはレギュラーシーズンで勝ち点40に留まり、9位だった。マイアミとは勝ち点差34もあったわけだが、今回はアトランタが勝利した。この仕組みに不満を抱く者がいても不思議はないか。

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