躍進のジョージアにまた楽しみな逸材 仏リーグ・アンで10月の月間MVPに選ばれた若きアタッカーへの注目

サンテティエンヌでプレイするダヴィタシュヴィリ photo/Getty Images

初のリーグ・アンでのプレイで大活躍

今夏のEURO2024でベスト16進出の結果を残し、世界のサッカーファンを驚かせたジョージア代表。チームNo.1のスターはナポリFWクヴィチャ・クワラツヘリアだが、ジョージアはクワラツヘリアだけのチームではない。他にも興味深い逸材がいるのだ。

10月のフランスのリーグ・アンで月間最優秀選手に選ばれたサンテティエンヌFWズリコ・ダヴィタシュヴィリ(23)もその1人だ。自国ジョージアのディナモ・バトゥミ、ロシアのルビン・カザン、フランスのボルドーを経て、今夏にサンテティエンヌ入りしたダヴィタシュヴィリ。リーグ・アンでプレイするのは今季が初のことになる。

しかし早くもサンテティエンヌのエースになっていて、10月はオセール戦でハットトリック、アンジェ戦で2ゴールと活躍。ここまで開幕から5ゴール2アシストと見事な結果を残している。

ジョージア代表でも通算43試合に出場しており、クワラツヘリアやフランスのリヨンでプレイする24歳のFWジョージズ・ミカウタゼらと共にジョージア攻撃陣をリードする存在となってほしいところ。

ダヴィタシュヴィリの場合はまだ代表でスタメンの座を確保しているわけではないが、リーグ・アンで結果を残せば序列も変わってくるだろう。悲願の2026ワールドカップ出場権獲得へ、見逃せない戦力だ。

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