30歳になった元エヴァートンのワンダーキッド 中国で蒋光太と名前を変え活躍中

デビュー戦のブラウニング Photo/Getty Images

中国でタイトルも獲得

エヴァートンアカデミー出身のディアス・ブラウニングが中国で名前を変え、素晴らしいパフォーマンスを見せているようだ。『The Sun』が報じている。

かつて注目株だったディフェンダーは、エヴァートンのアカデミーで育ち、2014-15シーズンのマージーサイドダービーでトップチームデビューを果たし、その後9試合に出場した。サンダーランドなどへのローン移籍を経験し、イングランドU-17やU-19、U-21の年代別代表の試合にも出場。当時から有望株として注目を集めていた。

しかし、驚くべきことにブラウニングは、イングランドでのキャリアを捨て、中国スーパーリーグの広州恒大と契約し、中国でのキャリアをスタートさせている。2021年にはブラウニングの母方の祖父が中国にルーツを持つため、中国国籍を取得。中国名は先祖が蒋氏のため、中国語名を取得して蒋光太となった。

現在は中国リーグで首位を走る上海海港に移籍し、オスカルと共に絶対的なスタメンの地位を築いている。活躍の場を海外に移すイングランド人選手が増えてきた中で、注目の若手とされていたブラウニングが中国でプレイしていたのは意外なことだ。今後もアジアのサッカーを盛り上げてくれる存在として期待が集まる。


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