今のリヴァプールは勝ち点99を稼いだ2019-20シーズンに匹敵する強さ? 「クロップの時のようなモンスター感はないが……」

順調に勝ち点を重ねるリヴァプール photo/Getty Images

開幕10試合で9勝と見事なスタート

プレミアリーグ開幕から11試合を戦い、9勝1分1敗。アルネ・スロット率いるリヴァプールは見事な滑り出しで、2位のマンチェスター・シティに勝ち点差5をつけて11月の代表マッチウィークを迎えることになった。

『ESPN』は、現在のリヴァプールを2019-20シーズンのチームと重ねている。当時はユルゲン・クロップの下、開幕11試合で10勝1分と最高のスタートを切っている。今季のスタートは僅かに当時に及ばないが、それでも良いスタートであることは間違いない。

スロット率いるリヴァプールは、クロップ体制の時ほどの爆発力はないかもしれない。しかし、クロップ体制時よりもゲームコントロールが巧みだと同メディアは評価する。

「クロップのチームはアクセルを踏み続けて攻撃するが、スロットのリヴァプールは途中でサイドブレーキを引くイメージだ。クロップの時のようなモンスター感はないが、スロットのやり方がクロップ体制と同じくらい勝てる方法であることは証明している」

2019-20シーズンのリヴァプールは開幕から勢いが止まらず、勝ち点99を稼いでプレミアを制している。まだ今季の優勝を確信するには早すぎるが、想像を超える良い仕上がりとなっているのは確かだ。

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