川崎9月退団の元フランス代表FWゴミスが現役引退を表明 「あなたたちのことは私の心にいつまでも残り続けるでしょう」

現役引退を発表したゴミス photo/Getty Images

アル・ヒラルやガラタサライで数々のタイトルを獲得

川崎フロンターレは11日、昨年8月から今年9月まで在籍していた元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスの現役引退を発表した。

現在39歳のゴミス。フランスのサンテティエンヌの下部組織出身のゴミスは2004年にトップチームに昇格しキャリアをスタート。2009年夏にはリヨンへ加入し、2013−14シーズンまでの5シーズン、公式戦244試合に出場し95ゴールを挙げた。その後はスウォンジー・シティやマルセイユでもプレイ。17−18シーズンにはトルコのガラタサライへ移籍し、当時在籍していたDF長友佑都等とともにリーグ優勝を経験した。

翌18−19シーズンからはサウジアラビアのアル・ヒラルでプレイ。2度のリーグ優勝や得点王にも輝き、2019年と2021年には2度のAFCチャンピオンズリーグ優勝を果たし、その立役者にもなった。その後は再びガラタサライに戻り、2023年8月に川崎フロンターレに加入。出場機会こそあまり多くはなかったが、2023年には川崎の天皇杯優勝に貢献し、2024年のJリーグ第13節のコンサドーレ札幌戦ではハットトリックを達成。川崎では公式戦通算24試合出場し3ゴールを記録した。

フランス代表では12試合に出場し3ゴールを記録したゴミス。そんなゴミスはクラブの公式サイトを通してコメントを発表。「残念ながら約束した通りに(ルヴァンカップ決勝のために)日本に戻ることはできませんでしたが、日本でのすばらしい経験を最後に、私はサッカー選手として引退することを決意しました。この決断が私にとっても、私の家族にとってもベストな選択であると信じています。いつも私をサポートしていただき、ありがとうございました。あなたたちのことは私の心にいつまでも残り続けるでしょうし、きっとまた会える日が来ると思っています。心から愛しています。また会いましょう! ありがとうございました」とファンやサポーターに感謝のメッセージを送った。

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