リヴァプールはサラーの後継者を探している 8,400万ポンドでポルトガルの新星獲得に意欲

スポルティングCPで活躍するクエンダ photo/Getty Images

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スターの後継者候補

リヴァプールは今季、プレミアリーグでは9勝1敗1分で首位を独走中、チャンピオンズリーグもドイツ王者のレヴァークーゼンを4-0で粉砕して4連勝と最高のスタートダッシュに成功した。クラブの黄金期を築き上げたユルゲン・クロップ前監督が昨季限りで退任したことで生まれた不安視を一掃した形と言えるだろう。

今季の成功は前監督の遺産ともいえるモハメド・サラーやトレント・アレクサンダー・アーノルド、ファン・ダイクらが変わらず存在感を放っていることも大きな要因で、アルネ・スロット新監督はスターたちの強みを残しながらここまで上手くチームを引き継いできた。

それでも、長いスパンでチームを見ると課題は山積みだ。サラーは32歳、ファン・ダイクは33歳とベテランの域に入る年齢で、A・アーノルドは今冬の移籍も噂されている。チームに欠かせないスター選手の後継者探しは急務だ。
その中で、リヴァプールは右ウィングを務めるサラーの後釜としてスポルティングCPのジオバニー・クエンダの獲得に興味を示していると『TBR Football』が伝えている。17歳のクエンダは持ち前のスピードとドリブルスキルを活かしてクロスとシュートに持ち込むことを得意としており、マンチェスター・シティ戦でもアシストを記録。ビッグクラブ相手でも自身のスキルが通用することを証明して見せた。

リヴァプールではベン・ドークも未来の右ウィング候補として期待されているが、サラーの後継者を務めることは簡単ではないだろう。長年チームを支えてきたスターたちのポジションをどのようにフロント陣が埋めていくのか注目を集める。

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