バルサを離れたV・ロッキに続くべき? レアルで出番がほとんどないブラジルの神童エンドリックの気になる今後

ロッキはベティスへのレンタル移籍で勢いに乗った photo/Getty Images

育成が上手く進んでいるのはレンタル移籍したロッキの方か

レアル・マドリードは若きブラジルの神童をどう育てていくべきなのか。現在レアルで出番が限られているのは、今夏に合流した18歳FWエンドリックだ。

すでにブラジル代表でもプレイしている実力者ではあるが、レアルにはキリアン・ムバッペ、ヴィニシウス・ジュニオールらワールドクラスのスターが揃う。エンドリックは出番の確保に苦労しており、リーグ戦では9日のオサスナ戦が1か月ぶりの出場だった。それも途中出場から15分間プレイしただけで、このプレイタイムには本人も満足していないだろう。

スペイン『SPORT』が比較したのは、今季バルセロナからレアル・ベティスにレンタル移籍している19歳のブラジル人FWヴィトール・ロッキだ。

ロッキとエンドリックは世代が近いこともあり、ブラジル国内でプレイしていた頃から何かと比較されてきた。エンドリックはレアル、ロッキはバルサへ向かい、両者が将来的にはクラシコで激突する未来を思い描いたサポーターも多いだろう。

しかしロッキはバルセロナで出番を確保できず、エンドリックよりも厳しい欧州生活のスタートとなった。その流れを変えるべく、今夏にベティスへのレンタル移籍を決断。今のところこの判断は大ヒットで、先日のセルタ戦でも得点を記録。ここまでリーグ戦で3ゴール、スペイン国王杯では2ゴールと充実のスタートだ。何よりベティスでは先発の座を確保出来ており、これが何より重要なことだ。

同メディアはエンドリックもレンタル移籍に出るべきとの見方で、このままレアルで停滞するのは避けた方がいいとアドバスしている。早ければ今冬にも動きがあるかもしれないが、エンドリックがこのままレアルに留まっても出番が急増する可能性は考えにくいか。

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