ペップはマカティーをもっと起用すべき? プレミア出場1試合のみの22歳がシティの解決策になると英メディア

シティでなかなか出番が増えないマカティー photo/Getty Images

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現在公式戦4連敗中

ペップ・グアルディオラ監督が就任して以降、一番といってもいいほど苦しい状況に立たされている現在のマンチェスター・シティ。

プレミアリーグでは2位につけてはいるものの、首位リヴァプールとの勝ち点差は「5」。さらに現在公式戦4連敗中とうまくいかない試合が続いている。主力選手に怪我人が続出していることが大きな原因になっていることは間違いないが、ペップには早急な改善が求められている。

そんななか、英『Manchester Evening News』はこの状況の解決策となる理想的な選手がすでにシティにはいると言及している。22歳のジェイムズ・マカティーだ。シティのアカデミー育ちの同選手はここ2シーズンはシェフィールド・ユナイテッドへ武者修行に出ていたが、今シーズンはチームに残っている。これにはペップがトップチームでの起用を希望しているからだと考えられていたが、ここまではほとんどの試合をベンチで過ごしている。
カラバオカップでは2試合にスタメンフル出場を果たしているものの、リーグでの出場は第2節のイプスウィッチ戦の1分ほどであり、CLでも50分しかプレイしていない。もちろん、同選手が得意とするポジションにはフィル・フォーデン、イルカイ・ギュンドアン、ベルナルド・シウバといったスター選手らがいることも大きく関係しているだろうが、ギュンドアンとフォーデンは今シーズンのここまではパッとしない。怪我人が続出していることや疲労を考えると、フレッシュなマカティーを思い切って起用する手も悪くないように思える。

スタメンでの起用ではなくとも、狭いエリアでプレイでき、チャンスメイクやゴールも狙えるマカティーは試合の流れを変える存在としても期待できる。しかしコンディション的には万全なはずの同選手をペップは起用していないのが現状だ。

守備の脆さだけではなく、後半の失速や追加点が奪えない現状、そしてアーリング・ハーランド以外にあまり得点が生まれないなど、今のシティは攻撃面でも課題が山積みだ。ケビン・デ・ブライネが復帰し、直近2試合には途中出場を果たしたが、万全な状態に戻るにはまだ時間がかかるだろう。苦しい状況の中でこそ新たなスターが生まれたりもするが、マカティーはペップの信頼を勝ち取り、シティの救世主となれるか。


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