最終ラインに負傷者続出もレアル・マドリードは焦らない アーノルド、ヴィルツ……本命は来夏の実力者4人獲り

リヴァプールと今季で契約が切れるアーノルド photo/Getty Images

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ペレス会長は若手の成長に賭けるようだ

CL明けのリーガエスパニョーラ第13節で、オサスナ相手に4-0の快勝を収めたレアル・マドリード。直近ではバルセロナ、ミラン相手に連敗を喫していたが、ホームでクリーンシートを達成し、久しぶりの白星を挙げた。

しかし、このオサスナ戦でロドリゴ、エデル・ミリトン、ルーカス・バスケスが負傷。
ミリトンは昨季左足の前十字靱帯を断裂しており、今季は復帰のシーズンとなったが、次は右足の前十字靱帯の断裂、両半月板の損傷という不運に見舞われている。

レアルは最終ラインに負傷者が続出しており、現時点でミリトン、ダビド・アラバ、ダニエル・カルバハル、バスケスの4選手を起用することができない。
『AS』によると、レアルはラウール・アセンシオ(21歳)とハコボ・ラモン(19歳)の若い2人がこのピンチを救ってくれると考えており、冬の移籍市場で焦って選手を獲得するつもりはないようだ。

レアルのプランは来夏に複数の実力者を獲得すること。ターゲットはリヴァプールのトレント・アレクサンダー・アーノルド、バイエルンのアルフォンソ・デイヴィス、レヴァークーゼンのヨナタン・ターとフロリアン・ヴィルツの4人だという。

ヴィルツ以外の3人は所属クラブとの契約が今季限りで切れることになっており、来夏フリーでの獲得が可能になる。そのため多額の移籍金が必要となりそうなヴィルツ獲得に資金を集中させることができる。

このプランが成功となれば、ブンデスリーガ王者のレヴァークーゼンから2人を引き抜くことになる。同クラブのシャビ・アロンソ監督はカルロ・アンチェロッティ監督の後任候補の1人であり、レアルは教え子を先に獲得し、外堀を埋める考えなのだろう。

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