メッシのネーム入りユニフォームも着用禁止 W杯南米予選首位のアルゼンチンに挑むパラグアイが異例の措置発表

アルゼンチン代表のリオネル・メッシ photo/Getty Images

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両者ともに負けられない一戦

日本時間15日と16日に2026年ワールドカップ北米大会の南米予選5試合が予定されていて、ここまで勝ち点22で首位を走るアルゼンチンは敵地で6位パラグアイと対戦する。

2位コロンビアと勝ち点3で予選トップに立っているアルゼンチンにとって、首位キープのために負けられない試合となるが、一方のパラグアイにとっても本大会へストレートインとなる6位以内確保に向けて勝利が必要な一戦となる。

一方、この試合は別のことでも話題を集めている。パラグアイサッカー協会は9月にホームで行われた南米予選第8節ブラジル戦の際にスタジアム内でのブラジル関連の衣類の着用を禁止したが、今回のアルゼンチン戦でも同様の措置を取るようだ。
パラグアイサッカー協会のフェルナンド・ヴィラスボア氏は同国ラジオ局『Radio La Red』の取材に応じた際に、「サポーターはアルゼンチンもしくはメッシのネーム入りのバルセロナやインテル・マイアミのユニフォームなどを着てスタジアムに入ってはいけない。アルゼンチンの代表チームやアルゼンチンのクラブ、アルゼンチン人選手の名前が入ったユニフォームを着用することはできない」とコメント。アルゼンチンと関連のある衣類の着用を禁止する方針であることを明かした。

サポーター同士の衝突を防ぐための安全上の措置というのがパラグアイサッカー協会の主張のようだが、アルゼンチンは視覚的には自国サポーターの姿が見当たらない完全アウェイ状態の中での試合となるため、苦戦を強いられるかもしれない。

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