ヴィニシウス、ロドリゴとは大きな差が レアル入りから4年、スペイン2部でも結果が出ないブラジル人MFの苦悩

レアルからレンタル移籍を続けるレイニエル photo/Getty Images

スペイン2部でここまで10戦1ゴール

現在のレアル・マドリードではヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスが主力として活躍しており、今夏チームに合流した18歳のFWエンドリックも短い時間でインパクトを残している。レアルにてブラジル人アタッカーたちが確かな存在感を放っているのだ。

その一方で、上手くいかなかったケースもある。2020年にフラメンゴから3000万ユーロの移籍金でレアル入りしたブラジル人MFレイニエル・ジェズスだ。

この4年間のレイニエルはレンタル移籍を続ける日々となっていて、まず2020年から2年間はドルトムント、その後スペインのジローナ、イタリアのフロジノーネを経て、今季はスペインのグラナダにレンタル移籍している。

ただ、どのクラブでもほとんど結果を残せていない。今季レンタル移籍しているグラナダは、現在スペイン2部で戦っているクラブだ。レイニエルがレアル入りした際にはNewカカーなんて期待もあっただけに、スペイン2部で戦っている現状は寂しいものがある。

それもスペイン2部でもここまで10試合に出場して1ゴール1アシストの成績に留まっていて、納得のいく数字ではないか。

スペイン『as』によると、レイニエルは「チームは順調に進化しているし、1部に戻るために取り組んでいくつもりだ。それがチームの目標だからね。グラナダに来て間もないけど、とても気に入っている。スペインのことはよく知っているし、クラブや街にも上手く適応できた。ここで幸せだよ。ここでもっと出場時間を増やし、1部復帰を目指すクラブで重要な存在になりたいと思っている」と前向きだ。

現在グラナダは2部で5位。昇格を狙えるスタートではあるが、レイニエルはどこまで貢献できるのか。

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