今こそアーセナルに冨安健洋が欲しい ホワイトも離脱の緊急事態「今後数ヶ月は、冨安のアーセナルでのキャリアを決定づけるものになる」

アーセナルに所属する冨安 photo/Getty Images

年末年始にかけてスケジュールはさらに過酷に

今夏にはボローニャからイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリも獲得し、充実の最終ラインを揃えていたアーセナル。しかしシーズンが始まると、チーム全体で負傷者が続出。今月にはDFベン・ホワイトが慢性的に問題を抱えていた膝の手術を受けることになり、2か月近く離脱すると見られている。

ホワイトはミケル・アルテタ率いるアーセナルで不動の右サイドバックだっただけに、この離脱はダメージが大きい。特にプレミアリーグは年末年始にかけて過密日程となり、アーセナルはチャンピオンズリーグに加えて12月18日にクリスタル・パレスとのEFL杯・準々決勝も予定している。

アーセナル専門サイト『Pain In The Arsenal』は、今こそDF冨安健洋の復帰が必要だと主張している。冨安も今季開幕から怪我に悩まされており、離脱が長引いている。現在は復帰に近づいているようで、ホワイトの穴埋めにピッタリな実力者と言える。

「ここからの3か月でスケジュールは容赦のないものとなり、アーセナルはクリスマスまで毎週平日にゲームがある。アルテタとしては、昨年に前十字靭帯断裂を経験しているDFユリエン・ティンバーに頼り切りとはしたくないはず。アルテタには、他の選手に休養を与えるためにも冨安が必要だ。ホワイトが欠場している間、冨安がプレイタイムを稼ぐことになるだろう。コンディションさえ安定していれば、冨安のパフォーマンスに不安はない。もっとも、怪我をしないという保証はないが……」

「冨安との契約は2026年までとなっているが、怪我が続くようであればアーセナルも考えを変えるかもしれない。つまり今後数ヶ月は、冨安のアーセナルでのキャリアを決定づけるものになるかもしれない。冨安には今しかないのだ」

同サイトはこのように伝え、冨安の復帰を心待ちにしている。昨季は主に左サイドバックを担ったが、冨安は最終ラインの全ポジションをこなせるユーティリティプレイヤーでもある。ティンバー、カラフィオーリとも争えるだけの実力があり、アーセナルが過密日程をクリアするには冨安が欠かせない。

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