スロット監督との面談を予定? 来季にはママルダシュヴィリも合流するリヴァプールで注目を集めるGKケレハーの将来

リヴァプールでの将来が注目されているケレハー photo/Getty Images

出場機会を求め移籍を検討中との噂も

リヴァプールでプレイするアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー(25)の去就には大きな注目が集まっている。

リヴァプールの下部組織出身のケレハーは現在、絶対的守護神として君臨するアリソン・ベッカーに次ぐ、2番手という立ち位置だ。出場は基本的にアリソンが負傷した時という形になるが、ケレハーは出場するたびにチームのピンチを救ってきた。

安定感という部分ではアリソンよりも優れているという声もあるほど素晴らしいGKだが、ケレハーは出場機会を望んでおり、移籍を検討しているという報道もある。さらに来シーズンにはジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリもリヴァプールに合流するため、ケレハーはさらに序列を落とす可能性もあり、来夏の退団が濃厚という見方もある。

そんななか、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムでスカウトを務めた過去があるミック・ブラウン氏が英『Football Insider』にて明かした話によると、近々ケレハーはアルネ・スロット監督との面談を予定しているとのこと。同選手は最終決断を下す前にスロット監督と自身の役割がどうなるかについて話し合いたいと考えているという。

同氏はこの話し合いはケレハーの去就に大きな影響を及ぼすと主張し、「リヴァプールが彼に保証を提供できないのであれば、彼が退団を望み、リヴァプールに自分を放出するよう迫っても私は驚かないだろう」と伝えている。

ケレハーが控えGKにいるということはリヴァプールにとって頼もしいことであったが、実力を考えれば、他のクラブで正GKを務めていてもおかしくはない。ケレハーは兼ねてより「次のステップはNo.1になることだ」と語っており、守護神の座を望んでいることは明らかだ。

世界最高のセカンドGKとも言われているケレハーだが、リヴァプールとの別れは近づいているのか。


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