ハンガリーのコーチが試合中に倒れ一時中断 ショボスライはショックで涙、試合は0-4で敗戦

急遽テントが張られ応急処置が行われた Photo/Getty Images

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元ストライカーのサライ・アーダームコーチ

UEFAネーションズリーグ、グループC第5戦でオランダ対ハンガリーの試合が行われたが、この試合中にハンガリーのサライ・アーダームアシスタントコーチが倒れ、ショックが広がっている。

元代表FWのサライ氏は試合中に突然倒れ、ピッチ脇には急遽テントが設置され応急処置が行われた。MFドミニク・ショボスライはショックを受けたためか、涙を流している。12分ほどの中断ののち試合は続行されたが、その後すぐにボウト・ベグホルストのPKによって先制されると、前半終了間際にもPKで被弾。後半にもデンゼル・ダンフリースとトゥーン・コープマイネルスの得点によってリードを広げられ、ハンガリーは0-4と大敗を喫した。

サライ氏はその後アムステルダムの病院へと搬送されたが、無事であるようだ。ハンガリーサッカー協会はソーシャルメディアを通じ、「サライ・アーダームはオランダ対ハンガリー戦の開始数分で体調を崩したが、容体は安定しており意識はある」と発表した。
36歳の元ストライカーは2009年から2022年までハンガリー代表として86試合に出場し、26ゴールを記録している。引退後、今年10月からハンガリーのコーチ陣に加わっていた。


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