今年に入ってワールドカップ予選で30Gの日本を相手に中国メディア「奇跡が起こるだろうか」

初戦で日本に7失点で完敗した中国代表 Photo/Getty Images

最終予選で19ゴール

森保ジャパンは現地時間15日にワールドカップアジア3次予選(最終予選)第3節にてアウェイでインドネシアと対戦し、4−0の勝利を収めた。

この勝利によって日本は現在4勝1分の勝ち点13。2位オーストラリアとは勝ち点差7ポイントまで拡大し、独走状態となっている。そんな日本と次に対戦する中国だが、母国メディア『直播吧』は今年に入ってからの日本を特集。「圧倒的なパフォーマンス! 日本はワールドカップ予選の直近8試合で30得点でわずか1失点」と題し、3月のアジア2次予選北朝鮮戦から無敗を継続していると報道した。

今年に入りここまでの日本のワールドカップの予選の試合を振り返ると、3月の北朝鮮1−0(H)、ミャンマー5−0(A)、ミャンマー5−0(H)、中国7−0(H)、バーレーン5−0(A)、サウジアラビア2−0(A)、オーストラリア1−1(H)、インドネシア4−0(A)と没収試合になった3月のアウェイ北朝鮮戦を除いて、ここまで30得点1失点と驚異のスコアを見せている。最終予選に入っては19得点を記録しており、ここまでの失点も先月のオーストラリア戦のオウンゴールで生まれたもののみとなっている。

同メディアはこのほか、日本と中国のここまでの対戦成績についても触れている。ここまで31回対戦し戦績は中国目線で7勝8分16敗と日本が圧倒。中国が最後に勝利したのは1998年3月のダイナスティカップ(後のE-1東アジア選手権)の時まで遡り、そこからは15試合戦うも勝利は無く、日本を苦手としている。中国は直近のインドネシアとバーレーンの試合で2勝しており、現在サウジアラビアに次ぐ4位に浮上。ここのところは調子を取り戻したようにも見えるが、次の日本との対戦は、初戦で0−7で敗戦したトラウマもあってか消極的に「奇跡は起こるのだろうか? 日本代表とは15試合連続未勝利、前回はアウェイで0-7の完敗」と報道している。

また『捜狐』では日本戦の展望について報じており、「日本との試合では勝ち点3はおろか、1を取るのも奇跡に近いだろう。この試合の敗北は予想されているといっても過言ではない。我々ができることは今の士気と自信を維持することであり、もしまた日本に大量失点してしまえば、ここまでの2連勝で苦労して積み上げてきた士気が失われるだろう」と日本に負けるのは想定内で、大量失点だけは避けたいと言及した。

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