キエーザのローン移籍先候補、インテルが獲得に本腰か マロッタ会長が積極要請との報道

本来は果敢なドリブルやシュートが持ち味のキエーザ photo/Getty Images

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期間は今シーズン終了まで

今夏リヴァプールに加入したフェデリコ・キエーザに、ローン移籍の可能性が指摘されている。

キエーザは2022年7月にユヴェントスに完全移籍すると、これまで公式戦通算131試合に出場し、32得点を記録するなど主力としてチームの勝利に貢献してきた。しかし今夏、チアゴ・モッタ監督の下では構想外になり、移籍市場の閉幕間際にリヴァプールへと移籍した。しかし新天地でも現在苦境に立たされており、出場したのはリーグ戦1試合のみで、出場時間はわずか18分間にとどまっている。

これまでメディアの報道でキエーザのローン移籍先と噂されてきたのは、セリエAのACミラン、ローマ、インテルなど、イタリアのいくつかのクラブの名前が挙がっていた。今回の報道では、そのうちの一つ、インテルが彼の獲得に本腰を入れ始めたようなのだ。と言うのも『Football Italia』によると、ジュゼッペ・マロッタ会長が今シーズン終了までのローン移籍を積極的に要請しているという。ただし給与の一部はリヴァプールが支払うことになるそうだ。
予てキエーザにはコンディション不良が懸念されており、果たして年明けまでにプレイできる状態となっているかは今のところわからない。情報がリークされたとはいえ、ローン移籍が実現するのはそれ次第ではあるだろう。

果たして今シーズン終盤に向けてキエーザは本来の輝きを取り戻すことができるのか。彼の主戦場がどのリーグになるかは今後も注目だが、いずれにせよピッチで躍動する姿に期待したい。

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