欧州でのキャリアに幕? 2025年からMLS参入サンディエゴFCがロサーノに続きデ・ブライネ獲得へ

負傷に悩まされているデ・ブライネ photo/Getty Images

近年は負傷離脱が多い印象だ

2015年にマンチェスター・シティに加入し、今やチームの最古参となったケビン・デ・ブライネ。創造性溢れるアイディアとそれを実現させる高いキック精度を持つチャンスメイカーで、シティ加入後はプレミアリーグで4度のアシスト王に輝いている。

そんなデ・ブライネも33歳となり、近年は負傷での離脱が目立つようになってきた。昨季は開幕戦で負傷し、冬まで復帰することができず、今季もCLインテル戦で怪我をしてしまった。敗れたCLスポルティング戦で復帰を果たしたものの、コンディションが整っておらず、本調子には程遠いパフォーマンスだった。

シティとの契約は今季限りで切れることになっており、去就に注目が集まっている。『HITC』によると、2025年シーズンからMLSに参加するサンディエゴFCがデ・ブライネ獲得に迫っているようだ。すでにクラブと選手は交渉を進めており、ベルギー代表MFは来夏フリーでシティを去る可能性が高いという。

クリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルにデ・ブライネの獲得を推薦したように、サウジ・プロリーグからの勧誘もあるようだが、デ・ブライネ一家はアメリカでの生活を希望しているようだ。

サンディエゴFCはナポリやPSVでのプレイ経験があるメキシコ代表のイルビング・ロサーノ獲得を発表している。同クラブでスポーツダイレクターを務めるタイラー・ヒープス氏はインタビューで「試合に影響の与えられる8番、もしくは10番を探している」と話しており、この10番はデ・ブライネのことなのかもしれない。

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