ブラヒム・ディアスはポジション争いに勝てるのか? ミランが再獲得を画策中の報道

レアル・マドリードのブラヒム・ディアス photo/Getty Images

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昨季は二冠達成の原動力

昨季のレアル・マドリードにおいて、ブラヒム・ディアスは間違いなく二冠達成の原動力となっていただろう。しかしながら、今冬の移籍市場において放出候補の一人となっているようだ。

『La Gazzetta dello Sport』の報道によると、ミランの首脳陣は中盤と攻撃陣の補強を画策しており、2020年から2023年までの3シーズンをレンタルで加入していたブラヒム・ディアスの再獲得をねらっているという。レアル・マドリードはブラヒム・ディアスを放出する場合、レンタル移籍での放出を望んではおらず、完全移籍を理想としているようだ。

昨季は44試合に出場して12ゴール9アシストを記録し、更なる飛躍を期待されていたが、キリアン・ムバッペの加入もあり飽和気味の前線と中盤で出場機会が減少。今季はここまで先発出場2試合で1ゴール2アシストに留まっている。
それでも現在のレアル・マドリードにおいて、右サイドでプレイできる貴重な選手の一人であることは大きなアドバンテージだ。リーグ戦第13節では負傷したロドリゴに代わって20分から途中出場すると1アシストを記録。改めて存在感を示したと言えるだろう。チームに負傷者が続出している中で、ブラヒム・ディアスは熾烈なポジション争いの正念場を迎えている。

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