代表でのオヤルサバルの得点ペースがクラブの2倍 ソシエダ復調の鍵は、エースの生かし方!?

昨シーズンはリーグ戦9得点を記録したオヤルサバル photo/Getty Images

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デンマーク戦でも先制点を奪取

スペイン代表やレアル・ソシエダのFWとして活躍するミケル・オヤルサバルの得点ペースが話題となっている。

そのオヤルサバルは、先日行われたUEFAネイションズリーグのデンマーク戦で先制点となるゴールを記録し、スペイン代表の勝利に大きく貢献した。彼の代表戦におけるゴールはEURO2024の決勝以来で、2024年に入ってから15試合で6ゴールをマークしている。一方、クラブでは6ゴールを奪うのに31試合かかっており、その得点ペースには倍以上の差があることがわかる。

当然、そこにはチームのレベルやポジション、役割などの違いがあるのだろう。代表チームはEURO2024を制覇するほど、攻守ともにバランスの取れた世界屈指の強さを誇る。一方、ソシエダはラ・リーガの中堅クラブ。オヤルサバルがファーストディフェンダーと呼ばれることからもわかるが、得点以外での役割が大きい。
従ってこの数字を見れば、オヤルサバルの本来の得点力は決して衰えたわけではないことも一目瞭然。そしてチームのエースの得点が伸び悩むからか、ソシエダは攻撃に苦労したシーズン序盤を過ごしてしまった。もしかしたら今後のソシエダの復調は、久保建英の奮闘だけでなく、オヤルサバルの得点力を増すためにどう役割を修正してくるかにかかっているかもしれない。彼らの戦いぶりに注目したい。

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