世界の代表チームでNo.1に豪華な2トップ? ギェケレシュ&イサクの2トップ揃えるスウェーデンを2026W杯で見たい

スロバキア戦ではイサク(左)&ギェケレシュ(右)が揃って得点 photo/Getty Images

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その背後にクルゼフスキが構える攻撃陣は魅力的

代表チームの中では、今世界で最も面白い2トップを揃えているチームかもしれない。今後が楽しみなのは、スポルティングCP所属FWヴィクトル・ギェケレシュ、ニューカッスルFWアレクサンデル・イサクの2トップを抱えているスウェーデン代表だ。

両者のポテンシャルは抜群であり、所属クラブでの実績も見事だ。特にギェケレシュはマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドと比較されるレベルの点取り屋になっており、スウェーデンにとっても希望の星だ。

現在のスウェーデン代表を指揮しているのは、デンマークの英雄であるヨン・ダール・トマソンだ。トマソンはスウェーデン代表で3バックをベースとし、ギェケレシュとイサクの2トップの下にトッテナムMFデヤン・クルゼフスキを配する[3-4-1-2]を採用している。クルゼフスキもトッテナムでピッチ中央からチャンスメイクを連発していて、この前線3枚はかなり強烈だ。
スウェーデンは16日にUEFAネーションズリーグのリーグCグループ1・第5節でスロバキア代表と対戦し、2-1で勝利。先制点はイサクのスルーパスに抜け出したギェケレシュが冷静にGKとの1対1を制し、後半にはギェケレシュの横パスを受けたイサクが豪快に左足でネットを揺らしている。自慢の2トップが互いのゴールを演出しての勝利となり、スウェーデンにとっては理想の展開だ。

他のポジションはやや小粒ではあるが、3バックの中央にはセリエAで好調のアタランタでプレイする25歳DFイサク・ヒエンも構えており、センターラインは頼もしい。スウェーデンは2022ワールドカップ、EURO2024の出場権獲得に失敗しているが、2026ワールドカップでこそイサク&ギェケレシュのコンビを見たいところだ。

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