得点力不足が深刻なユナイテッド 状況打開に向けてオシムヘン獲得を検討か

去就に注目が集まっているオシムヘン photo/Getty Images

世界屈指のストライカー

ポルトガルのスポルティングCPからルベン・アモリム監督を新指揮官として招聘したマンチェスター・ユナイテッドでは、とりわけ得点力不足の解消が急務となっている。第11節までが終了したプレミアリーグで13位に沈む同クラブでは、ここまで3ゴールのアレハンドロ・ガルナチョがトップスコアラーとなっていて、得点源として期待できるストライカーがいないのは明らかだ。

こうした中、イタリアのナポリの地元メディア『Il Mattino』は、現在ガラタサライに所属しているヴィクター・オシムヘンの獲得をユナイテッドが検討していると報じた。

オシムヘンは2020年7月にリールからナポリに移籍し、2022-23シーズンには圧倒的な身体能力の高さを活かしてゴールを量産してセリエA得点王のタイトルを獲得。超一流のストライカーという評価を不動のものとしたが、今夏ナポリから期限付き移籍でガラタサライに加入した。そのガラタサライでも、ここまで公式戦9試合で8ゴール4アシストと期待通りの活躍を見せている。

オシムヘンをめぐっては既に複数のビッグクラブが獲得に向けて動き出しているが、7500万ユーロ(約122億円)の契約解除条項と超高額年俸がネックとなっている。そのため、ユナイテッドはジョシュア・ザークツィーの譲渡と移籍金3000万ユーロ(約49億円)という条件を提示しようとしているとも同メディアは伝えている。

ナポリがガラタサライと結んだオシムヘンに関するレンタル移籍の期間は1年間で、契約延長や買い取りオプションは付与されていない。また、オシムヘンも現地メディアの取材に応じた際に自身の去就について、「僕が1月にガラタサライからいなくなることはない。今シーズンが終わるまではここにいる。その後のことについてナポリとガラタサライがどういう話をしているかは分からないけれど、誰かが僕のところに来たら話し合いは行われると思う」と語り、来夏ビッグクラブへ移籍する可能性を示唆している。

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