シャビ・アロンソはまだレアル行きを決めていない? 去就の決断は来年春頃か

レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督 photo/Getty Images

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後任監督の最有力候補

今季は不安定な戦いぶりが目につくレアル・マドリードでは、カルロ・アンチェロッティ監督の進退に注目が集まっていて、現地メディアからはレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督が来年夏に新指揮官として承認することでレアルと合意したとの報道も出ている。

シャビ・アロンソ監督は2026年6月末までレヴァークーゼンとの契約が残っているものの、同監督が現役時代に所属していたリヴァプール、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘンからオファーがあって本人も移籍を志願した場合はそれを認めることをレヴァークーゼンは約束しているとされることから、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長が本気で招聘に向けて動き出せば、移籍が実現する可能性は十分にあるだろう。

しかし、ドイツ紙『Bild』はレヴァークーゼンの周囲を取材した結果、今のシャビ・アロンソ監督は直近の公式戦6試合でわずか1勝、ブンデスリーガでは首位バイエルンから勝ち点差9で4位と不振に陥っているチームの立て直しを最優先にしていて、自身の去就についてはまだ何も決めていないと分析している。
また、昨季途中にもリヴァプールやバイエルン行きの噂が何度も出たが、そうした報道についてのコメントは一切避け、シーズン終了直前にレヴァークーゼン残留を表明したように、シャビ・アロンソ監督は今季も早期に決断せずに終盤まで自身のキャリアについて熟慮を重ねるはずだとも同紙は予想している。

レヴァークーゼンは、26日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節ザルツブルク戦、12月3日にDFBポカール準々決勝バイエルン戦、同10日にCLリーグフェーズ第6節インテル・ミラノ戦と年末にかけて重要な試合が続く。このレヴァークーゼンの今季を大きく左右するであろう3試合を前にして、シャビ・アロンソ監督に将来のことについて考えている時間はないようだ。

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