嫌な流れを断ち切った中村ー伊東のスタッド・ランス・ホットライン 決定的な3点目生み出したコンビネーションは代表でも有効な武器となるか

クラブでチームメイトの中村とともに先発した伊東 Photo/Getty Images

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見事なサイドチェンジでひっくり返した

W杯アジア最終予選、日本代表は中国代表とアウェイで第6戦を戦い、3-1と勝利を収めた。これで日本は5勝1分無敗と、グループ首位を独走している。

しかし、今回の中国戦で日本は初めて相手に崩される形で失点を喫した。その後しばらく嫌な時間が続いたが、これをひっくり返したのが先発した中村敬斗、伊東純也のスタッド・ランスのホットラインだった。

分、中村から大きなサイドチェンジのボールが伊東に送られると、伊東は久保にボールを落として駆け上がる。久保からのリターンをもらった伊東はフェイントを入れてクロスを送り、小川航基の3点目に繋がった。
大外でフリーになっていた伊東へと繋がる、見事なサイドチェンジだった。試合後、伊東はインタビューで「サイドチェンジ一発で2対2の状況が作れていた」と、狙いを持ったプレイだったことを明かしている。中国のスライドは間に合わず、大きなチャンスとなった。

リーグ・アンでともにプレイする中村と伊東が、嫌な流れを断ち切る決定的な3点目を生み出した。スタッド・ランスで磨かれたこのコンビネーションは、日本代表でも有効な武器となりそうだ。




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