「ルーニーa.k.a.ジャック・バウアー」 マンUがCL優勝できた理由はPSPのゲームにあった?

ジャック・バウアーと呼ばれていたルーニー Photo/Getty Images

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動体視力の強化?

マンチェスター・ユナイテッドが2007-2008シーズンのチャンピオンズリーグで優勝できた理由の一つにプレイステーション・ポータブル(以下: PSP)をプレイしたことがあったようだ。マンUに所属していたベン・フォスターが自身のYouTubeチャンネル『Fozcast』で語った内容を引用して『The Athletic』が伝えている。

フォスターは、プレミアリーグとCLのダブルを達成したマンUスカッドが三人称視点のシューティングゲーム『SOCOM: U.S Navy SEALs Fireteam Bravo』に何時間も費やしたと述べており、以下のように当時を回顧している。

「実は私たちが勝てた理由の一部はあのゲームにあると今でも言っているんだ。みんなで一緒にゲームをしていた。時にはお互いを憎み合い、口論し、PSPを投げ合う人もいた。信じられないようなことだったよ」
キャリントン練習場やアウェイ戦、プレシーズンツアー中もやりこんでいたようで、8人でしかプレイできなかったため順番待ちができるほど人気だったという。

リオ・ファーディナンドやクリスティアーノ・ロナウドなどのレギュラー陣は、ゲームをする前に会議を行っており、各選手に役割を割り振るほど本気だったようだ。これによりチームに一体感が生まれ、年齢の垣根を越えた団結力や連携面の強化が図れたのかもしれない。ちなみに、ウェイン・ルーニーのコードネームは「ジャック・バウアー」だったそうだ。

実際、ビデオゲームが好きな選手が多いが、動体視力や連携プレイを鍛えることでサッカーに役に立っている面もあるのかもしれない。eスポーツが盛んな今、トレーニングにビデオゲームを取り入れるなんていうこともありうるのだろうか。

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