パリーニャの年内復帰は絶望的 バイエルンで相次ぐ守備的MFの戦線離脱

バイエルンのジョアン・パリーニャ photo/Getty Images

代表活動中に負傷

19日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはジョアン・パリーニャが右脚の内転筋を負傷したことを発表した。

パリーニャは、先週招集されたポルトガル代表での活動中に右脚内転筋を負傷。当初は軽度の怪我と見られていたが、代表活動を離脱してからミュンヘンに戻って精密検査を受けたところ、内転筋の断裂が判明した。復帰までに要する日数についてバイエルンは明らかにしていない。しかし、ドイツ紙『Bild』によると、最低でも6週間はかかる見込みのため年内の復帰は絶望的であるという。

パリーニャは今季開幕前にフラムから4年契約でバイエルンに加入。シーズン開幕当初こそ控えに回ることが多かったものの、アレクサンダー・パブロビッチが10月17日に行われたブンデスリーガ第7節シュツットガルト戦で鎖骨を骨折して戦線を離脱して以降は守備的ミッドフィールダーの位置で先発起用されるようになり、徐々にチーム内で存在感を放ちつつあった。

バイエルンは、代表ウィーク明けの22日にアウクスブルクとのバイエルンダービー、26日にパリ・サンジェルマン戦、そして30日にボルシア・ドルトムント戦と重要な試合が続く。こうした連戦を前にしてパブロビッチに続いてパリーニャも負傷によっていなくなったことで、ヴァンサン・コンパニ監督は中盤の人員配置の再考を迫られている。選択肢としてはレオン・ゴレツカ、もしくはコンラッド・ライマーの先発起用が有力だが、果たしてコンパニ監督はどのような決断を下すのだろうか。

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