「中国との一戦では何よりも目立った名前があった。タケ・クボだ」 スペインメディアが久保建英のパフォーマンスを称賛

中国戦で存在感を見せた久保 photo/Getty Images

先制ゴールをアシスト

W杯アジア最終予選第6節で中国代表と対戦し、3-1で勝利を収めた日本代表。ピッチの幅がいつもより狭いなど、アウェイの洗礼を受けた森保ジャパンだったが、しっかりと勝ち切った。

そんななか、スペイン『as』はレアル・ソシエダでプレイする久保建英のパフォーマンスを「マスタークラス」と称賛した。

「現在の日本は非常に集合的なチームだが、中国との一戦では何よりも目立った名前があった。タケ・クボだ。レアル・ソシエダの選手は森保監督が描いたダブルMFで輝きを放った。南野とともに、彼は彼の存在がゲームを変えることを再び証明した」

この試合、久保は南野拓実と共に2シャドウでスタメン出場し、85分までプレイした。先制点となった小川航基のヘディングシュートをCKからアシストしただけではなく、このCKに繋がったカットインからのシュートなど森保ジャパンの攻撃を牽引。久保と伊東純也のいる右サイドがこの試合の攻撃の中心であり、久保が勝利に欠かせない役割を担ったことは間違いない。

華麗なドリブル突破から左サイドの中村敬斗へ絶妙なパスを送り、チャンスメイクするなど、中を固めた中国の狭いライン間でも久保は難なくプレイした。同メディアは「久保がフィールドにいることで日本はより危険なチームになる」とも綴っている。

今の森保ジャパンの2列目はかつてないほどポジション争いが熾烈であり、久保も絶対的なスタメンという立ち位置ではない。しかし、連携面はもちろん独力でも状況を打開できる久保の存在は貴重であり、森保監督にとっても2列目の選手選考は嬉しい悩みとなっている。

オーストラリアやサウジアラビアなども同居するグループで2位に勝ち点差9をつけて、首位を独走する森保ジャパン。次節次第ではW杯出場権を確保できるこの状況に同メディアも「日本はワールドカップ予選グループで無敵を誇っている」と綴り、森保ジャパンを称賛している。


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