ヤマルの復帰はいつになる? バルセロナ自慢の攻撃陣は満身創痍

負傷離脱中のヤマル photo/Getty Images

監督の手腕が試される一戦

今季のラ・リーガで驚異的な攻撃力を披露してきたバルセロナだが、一つの試練を迎えようとしている。17歳ながらクラブを象徴とするような強烈な存在感を放ってきたラミン・ヤマルが土曜日に行われるリーグ戦第14節のセルタ戦を欠場する見込みのようだ。

11月6日に行われたレッドスター戦で負傷したヤマルは公式発表で「休養期間はおおよそ2週間から3週間」とされており、間もなく復帰かと見られてきたがハンジ・フリック監督はクラブの宝にリスクを負わせる気は毛頭なく、11月26日のブレスト戦を復帰の目安としている。

また、チーム得点王のロベルト・レヴァンドフスキも腰痛に悩まされており、ポーランド代表のトレーニングキャンプに参加することができなかった。それでも、ここ数日で改善傾向にあると『MARCA』は伝えており、最後のトレーニングセッションまで待たなければならないが、セルタ戦はレヴァンドフスキ、ラフィーニャ、パウ・ヴィクトルの三人が先発出場の見込みとした。

アンス・ファティとフェラン・トーレスも右大腿二頭筋の負傷で離脱中となっており、バルセロナの攻撃陣は苦境に立たされている。リーグ戦では2位レアル・マドリードに勝ち点6の差をつけて首位を独走中とここまで好調をキープしてきたが、この難局をどう乗り越えるのか。次節はハンジ・フリック監督の手腕が試される試合となりそうだ。

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