リーグ戦5連勝で首位快走のバイエルン クラブの重鎮は早くも優勝を確信

バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長 photo/Getty Images

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絶好調をキープ

22日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第11節でアウクスブルクと対戦し、3-0で勝利した。

自陣ゴール前に引いて守りを固めるアウクスブルクに対して、バイエルンは63分に相手選手のペナルティエリア内でのハンドによって得たペナルティキックをハリー・ケインがしっかりと決めて先制すると、後半アディショナルタイムにもケインがさらに2ゴールをマーク。同選手のハットトリックの活躍でバイエルンがアウクスブルクに快勝を収めた。

これでバイエルンはリーグ戦5連勝となり、2シーズンぶりのリーグ優勝に向けて順調に首位をキープ。クラブの重鎮であるウリ・ヘーネス名誉会長は、早くも優勝を確信しているようだ。
「私が約束できるのは、リーグタイトルだ。今の我々は素晴らしい状態にある。首位であり、唯一の正当なライバルと言えるレヴァークーゼンやライプツィヒは、我々のはるか後ろにいる」(ドイツ誌『Kicker』より)

このヘーネス名誉会長の発言について、主将のマヌエル・ノイアーは「優勝というのは非常に険しくて厳しい道のりなんだ。僕ら選手達はそれについて全く話題にしていないよ」とドイツ紙『Bild』の取材に対して語り、現段階でリーグタイトルを意識していないと強調している。

また、ヴァンサン・コンパニ監督も、「ヘーネス氏のことをとても尊敬しているし、彼とはよく意見交換をしている。彼には私よりも経験があって、たくさんのことを知っているからね。しかし、私の仕事はいたってシンプルだ。次の試合に向けて準備する。それだけだよ」とコメントし、優勝については一切触れなかった。

まだシーズン前半であり、さらに30日に第12節ボルシア・ドルトムント戦、12月20日に第15節ライプツィヒ戦といった上位陣との対戦も控えているため、確かに今の時点で優勝について語るのは時期尚早と言えるかもしれない。ただし、バイエルンが目下絶好調であるのも事実であり、他のブンデスリーガのクラブにとって彼らに黒星をつけるというのは非常に難しいチャレンジとなるだろう。

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