シティに8ポイント差をつけ首位独走中のリヴァプール 最高のスタートを切るもスロット監督に油断なし 「我々は決して浮かれてはいけない」

リヴァプールの指揮官スロット photo/Getty Images

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サウサンプトンに逆転勝利

プレミアリーグ第12節でサウサンプトンと対戦し、3-2の勝利を収めたリヴァプール。ドミニク・ショボスライの先制ゴールの後、一時はサウサンプトンに逆転を許すも、エース、モハメド・サラーの2ゴールで劇的な逆転勝利を飾った。

ユルゲン・クロップの長期政権からアルネ・スロットに代わったばかりのリヴァプールだが、最高のスタートを切っており、ここまではリーグ戦10勝1分1敗で首位。2位のマンチェスター・シティにすでに8ポイント差をつけて首位を独走している状態ではあるが、スロット監督に油断は一切ないようだ。

「このポジションにいるのはうれしいが、我々は決して浮かれてはいけない。我々が大差で勝った試合は1、2試合だけで、あとは僅差の試合ばかりだった。だから、試合に勝つことがどれほど難しいか、私たちはよくわかっている」
「選手たちは私よりもプレミアリーグでプレイしている期間が長いが、昨シーズンはシーズン後半になっても、アーセナルが8ポイントの差をつけて首位に立っていたが、それでもマンチェスター・シティは追い付いた。アーセナル、シティ、チェルシー、その他多くのチームと対戦すれば、彼らが多くの試合に連続して勝利できることが分かるだろう」(英『Daily Mail』より)

シーズン開幕前に優勝候補筆頭と言われたシティやアーセナルをも凌駕するパフォーマンスをここまでスロット・リヴァプールは見せているが、しっかり地に足をつけて長いシーズンに備えていることが指揮官の言葉からも読み取れる。

今週末にはシティとの直接対決を控えており、ここで勝利を収めれば昨季王者との勝ち点差は11にまで広がる。チーム状況がリヴァプールとは対照的に悪いシティは死に物狂いで勝ち点3を取りにくるだろう。

リヴァプールもアンフィールドでの試合とはいえ、今週はレアル・マドリードとシティとの連戦であり、厳しいスケジュールが待っている。一方でこの2連戦で連勝を飾ることができれば今季のスロット・リヴァプールへのタイトルへの期待はより高まるが、果たして。


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