東京五輪“金”の元フランス代表ロラン・ティリ氏、日本代表監督就任! 男子バレーは新たなフェーズへ

東京五輪で金メダルを獲ったティリ氏 Photo/Getty Images

ブラン氏に続くフランス人監督

日本バレーボール協会は、男子日本代表監督に現大阪ブルテオンのロラン・ティリ氏が就任することを発表した。パリ五輪まで指揮官を務めたフィリップ・ブラン氏に続くフランス人監督となった。

東京五輪でフランス代表を率い、金メダルに導いた実績をもつティリ氏。協会会長の川合俊一氏も「素晴らしい実績と確かな指導力を持つロラン・ティリ氏に男子日本代表チームの監督を引き受けていただけることになり感謝いたします」「日本のクラブチームでも指揮を執り、常に優勝争いをする実力あるチームを作り上げてきました。日本の選手やチームの特徴、文化への深い理解が、日本代表の力を常に引き上げてくれると期待しています」などとコメントを残している。

また、ティリ氏も協会を通じてコメントを発表した。

 「とても光栄に思うとともに、日本バレーボール協会のプロジェクトと野望に大きな責任を感じています。すべての人にとって大きな挑戦であり、簡単なことではありませんが、優秀で経験豊富な選手、スタッフ、マネージャーたちのサポートがあれば、明るい未来が待っています。私たちならできると信じています。日本代表チームの力、強さ、経験、その価値観や資質を信頼し、私ならではの価値、国際大会やオリンピックでの経験も取り入れていきたいと思います。5年間にわたりヘッドコーチとして信頼とサポートをしてくれた大阪ブルテオンには心から感謝申し上げます。皆さま、本当にありがとうございます。新たな冒険の始まりが待ち遠しいです」

日本代表はパリ五輪ではイタリア代表に対しマッチポイントまで追い詰めながら敗退。あと1点が遠かった。髙橋藍ら若きタレントを擁し力をつけてきただけに悔しい敗退だったが、新監督のもと新たなフェーズを迎える。

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