契約最終年を迎えるデ・ブライネ。延長について現時点で進展なし 今季の負傷は「本当にイライラした」と心境明かす

マンチェスター・シティのデ・ブライネ photo/Getty Images

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エースの復活でチームも息を吹き返せるか

プレミアリーグ第12節でトッテナムに大敗を喫してしまったマンチェスター・シティ。これでリーグ戦は3連敗となり、首位リヴァプールとの勝ち点差は早くも、8ポイントとなっている。

そんな中で数少ないポジティブな話題を挙げるとすれば、負傷離脱が続いていたケビン・デ・ブライネのパフォーマンスだろう。

今季は序盤のCLインテル戦で負傷し、その後はなかなか復帰できず、ブライトン戦でようやくピッチに戻ってくることができた。その後は短いプレイタイムの中で自身の状態を確認していく作業が続いている。
直近のトッテナム戦ではジャック・グリーリッシュとともに74分に投入され、攻撃で違いを生み出していた。体の重さは感じられたものの、アタッキングサードでのアイディアとパス精度の高さは別格で、完全復活が近づいていると感じられるパフォーマンスだった。

だが、近年は稼働率の低さが目立っており、33歳の年齢を考えると、契約延長は難しいのかもしれない。『Sky Sports』では、今季の負傷と、自身のシティでの将来についてコメントを残している。

「2、3日の離脱になると思っていたが、結局8、9週間の離脱になってしまった。まずはそれを乗り越えて自分の状態を見てみたかった」

「今はあまり物事に執着していない。ただ、今はフットボールがやりたいだけ。あとは様子を見て判断するだけだよ」

「(契約延長について)夏にはすでに話し合いをしていたけど、そこから怪我をしてしまったから、それについて話し合う心境ではなかった。今は調子を上げて自分らしくいたい。急ぐ必要はないんだ」

「個人的に今回が最もフラストレーションの溜まる怪我だった。去年は半年離脱することがわかっていたけど、今回は(負傷した)インテル戦後の週末までに戻れるかのテストしていたんだ。でも、復帰に時間をかけてしまった」

「いつ復帰できるのかわからない原因不明の痛みには本当にイライラする。良くなって嬉しいけど、もっと良くならないといけない。トッテナム戦は過去の2試合と違ってポジティブな面が見られたから嬉しいよ」

昨季とは異なり今季は思わぬ長期離脱になったと明かしているデ・ブライネ。現状ペップ・グアルディオラ監督は同選手のプレイタイムを制限しており、今後は時間をかけて感覚を取り戻していくのだろうか。

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