ビッグマッチでは活躍できない? 専門家の批判にケインが反論「ずれている」

バイエルンのハリー・ケイン photo/Getty Images

今節屈指の好カード

26日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節でパリ・サンジェルマンと対戦する。

ブンデスリーガではここまで無敗で首位に立っているバイエルンだが、CLのリーグフェーズでは17位(勝ち点6)と出遅れていて、決勝トーナメント進出の権利が得られるトップ8入りのためにこれ以上の勝ち点の取りこぼしは許されない状況になっている。

欧州屈指のビッグクラブの一つに数えられるパリとの対戦では、エースのハリー・ケインの活躍が欠かせない。しかし、昨季からケインには強豪との対戦ではゴールを決められないという批判の声があり、最近もドイツ人評論家のディトマール・ハマン氏が「バイエルンが彼を獲得したのは、レヴァークーゼンやアストン・ヴィラからゴールを奪い、チャンピオンズリーグでのベスト8進出を確保するためだったのだが、そういう活躍を彼は今のところ見せていない」と語り、ビッグマッチでのケインのパフォーマンスが期待外れであると指摘していた。

こうした中、ケインは25日に行われたパリ戦に向けた記者会見でドイツ紙『Bild』からハマン氏の発言に対する意見を求められ、以下のように語った。

「もしかすると、その発言は少しずれているかもしれない。昨シーズンの僕のゴールを見れば、僕が様々な試合でゴールを決めていることに気づくはずだ。ドルトムントとのアウェイゲームやシュツットガルト戦など全ての試合を見ればね。だから少しずれていると思うよ」

トップ8入りというチームとしての目標だけでなく、自身への批判を結果で打ち消すということにおいても、パリ戦はケインにとって重要な一戦となるだろう。

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