“6試合で17失点”と守備崩壊中のペップ・シティ OBクリシーが必要だと考えるはチームを鼓舞するリーダーの存在

暗いトンネルを抜け出せないシティ photo/Getty Images

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ルベン・ディアスがやはり必要か

6試合連続で未勝利が続いているマンチェスター・シティ。ペップ・グアルディオラが監督に就任して以降、最もひどい時間を過ごしている。

CLリーグフェーズ第5節のフェイエノールト戦では3点のリードを追いつかれ、ドローに終わったシティ。無類の強さを誇っていたホームで2連敗となっており、また未勝利が続く6試合での失点数はなんと「17」。まさに守備が崩壊している。

そんななか、シティOBであるガエル・クリシーは『 Amazon Prime』にて「個々のミスを繰り返すことはできない。過去6試合でそれが起こっている。彼らには声を出して引っ張っていくリーダーがいない。後ろで強く引っ張っていくリーダーが」と、今のチームに必要なのはチームを鼓舞するリーダーだと語っている。
クリシーが指摘するように今のペップ・シティにはリーダーと呼べる選手は少ないかもしれない。強いて言うならば、ルベン・ディアスがクリシーの言うように後ろからチームを鼓舞する存在であるが、怪我の影響もあり、10月末のカラバオカップのトッテナム戦以降出ていない。

そのため、失点した後に選手たちが下を向くことが多く、いい流れであってもミスをすると一気に元気がなくなり、立て続けに失点を許してしまっている。メンタル面でも脆いチームのように見えると各メディアは今のシティの現状を伝えており、かつて見せていたような王者の姿はない。

ここ数シーズン、ペップ・シティの心臓として欠かせなかったロドリを長期離脱で欠くことも今季のシティの脆弱さを表す要因となっているが、それ以上にチームに流れるネガティブな雰囲気を吹き飛ばす存在こそ今最も必要かもしれない。

週末のリヴァプール戦に向けた弾みをつけられなかったシティだが、大一番ではどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。


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