キム・ミンジェはヘディングモンスター PSG戦で決勝ゴールの韓国代表DFに現地紙がチーム最高評価タイ

キム・ミンジェ(右)らバイエルンの選手達 photo/Getty Images

ビッグマッチで存在感放つ

26日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節でパリ・サンジェルマンと対戦し、38分にキム・ミンジェがゴールを決めて1-0で勝利した。

昨季開幕前にナポリからバイエルンに加入したキムは、ヴァンサン・コンパニ監督を新指揮官として迎えた今季はレギュラーとしての地位を確立。相手ボール時に積極的に前線からボールを奪いに行くスタイルを貫くバイエルンにとって、ディフェンスラインの背後にある広大なスペースをカバーできるだけの高いフィジカル能力を備えたキムは必要不可欠な存在となっている。

26日のパリとの試合でも、バイエルン守備陣の背後への抜け出しを狙うウスマン・デンベレやブラッドリー・バルコラに仕事をさせず、カウンターの芽を再三にわたって摘み取った。さらに攻撃においても38分に左サイドからのコーナーキックの場面でゴール前でのこぼれ球を頭で押し込んで値千金の決勝点をチームにもたらした。

こうしたキムの活躍を現地メディアも称賛している。ドイツ紙『Bild』はパリ戦後にバイエルンの各選手のパフォーマンスを6段階評価(1が最高、6が最低)で採点した記事を掲載。同紙はキムに対してヨシュア・キミッヒやダヨ・ウパメカーノらと並ぶチーム最高タイの評価点2を与え、さらに「このディフェンスモンスターはへヘディングモンスターになっている。得点を決めたのは相手ゴールのわずか2m手前からだったが、非常に適切な位置にポジションを取っていた。後方での守備に関しても堅実だった」との寸評も加えてチームの勝利に大きく貢献したと称えている。

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