マルムシュと契約延長へ フランクフルト幹部が明かす「彼と彼の代理人と交渉中」

フランクフルトのオマル・マルムシュ photo/Getty Images

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今季ゴール量産中

今季の活躍によってビッグクラブが獲得に興味を示しているエジプト代表FWオマル・マルムシュに対して、所属先のフランクフルトが契約延長のオファーを提示しているようだ。

昨シーズン開幕前にフランクフルトに加入したマルムシュは、2季目となる今シーズンはここまで公式戦17試合で14ゴール10アシストを記録。スピードとテクニックを活かして自ら得点を決められるだけでなくチャンスメイクもできる万能型アタッカーであり、既にリヴァプール、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナなどが補強候補としてリストアップしていて、来年夏にこれらのビッグクラブのどこかに移籍するのは確実と見られている。

こうした中、エジプトメディア『Winwin』の取材に応じたフランクフルトのティムモ・ハルドゥングSDは、2027年6月末までとなっているマルムシュとの契約を延長すべく交渉を続けていることを明かした。
「我々は継続的に意見交換をしていて、オマルと彼の代理人とも話し合いを続けている。彼はうちの選手なのだから、話をするのは難しいことではない。交渉とその状況について私が言えることはそれだけだよ」

ドイツ紙『Bild』は、このフランクフルトの動きを伝えるとともに、将来的にマルムシュがビッグクラブに移籍するのは不可避であるとフランクフルトも考えていることから、長期契約ではなくあと1年か2年の契約延長を説得し、それを実現させることで5000万ユーロ(約80億円)程度と見られているマルムシュの移籍金をさらにつり上げたいとの狙いがあると分析している。

マルムシュ自身はエジプト代表で同僚のモハメド・サラーの所属しているリヴァプールへの移籍を希望しているとされるが、契約延長によって今以上の移籍金が必要になればリヴァプールの方針が変化する可能性もあり、したがって契約延長に関する判断は同選手のキャリアを大きく左右することになるだろう。

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