痛恨のドローのシティ 監督ペップの頭には傷の跡「自分を傷つけたかった」

公式戦6試合未勝利と頭をかかえるペップ photo/Getty Images

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フェイエノールトと3−3のドロー

マンチェスター・シティは現地時間26日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節にてフェイエノールトとホームで対戦した。

まさかの展開だった。シティは前半44分にFWアーリング・ハーランドのPKで先制すると、後半に入って50分にMFイルカイ・ギュンドアンが、その3分後には再びハーランドが追加点を挙げ、一気に3点をリード。しかし終了残り15分で守りきれず、75分にDF ヨシュコ・グヴァルディオルの不用意なパスミスから1点を返され、その後82分にFWサンティアゴ・ヒメネス、89分にDFダビド・ハンツコがネットを揺らし衝撃的なドロー決着となった。現在公式戦5連敗中だったために勝利が必須だったが、これで連敗記録は止まったものの公式戦6試合未勝利となってしまった。

試合後の会見でペップ・グアルディオラ監督は「試合は3-0でうまくいっていたが、我々は安定しておらず最初のゴールを与えてしまったし、もう1点も与えてしまった。だから難しかったんだ。いい試合はできたが、あのレベルでは失点は許されない。それは精神的なものかどうかはわからない」と試合を振り返り反省の言葉を述べた。
3点のリードを守れなかったチームに苛立っていたのか、ペップの鼻と額にはいくつかの引っかき傷の跡が見られた。それについて問われると、「指で切ったんだ、爪で。自分を傷つけたかった」と語り笑って記者会見を後にした。

週末には現在絶好調で首位を走るリヴァプールとの試合がある。勝てない試合が続く中で最悪のタイミングでの対戦となってしまったが、このアンフィールドでの対戦をターニングポイントとし、ここから挽回できるのだろうか。

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