フィオレンティーナ、ナポリも興味を示すが、キヴィオルは今冬の残留が濃厚!? アーセナルは32億円以上での完全移籍のみを望む

なかなか出場機会を増やせないキヴィオル photo/Getty Images

今季のプレイ時間は329分と少ないが

アーセナルでプレイするポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(24)は今冬の移籍期間での去就が注目されているが、残留が濃厚となっているようだ。伊『tuttomercatoweb.com』が報じている。

2023年冬にイタリアのスペツィアからアーセナルに加入したキヴィオルだが、アルテタのチームでは定位置を確保するまでには至っていない。今シーズンも状況は変わっておらず、ここまでは公式戦9試合に出場するもプレイ時間は329分のみ。プレミアリーグでのプレイ時間は98分とさらに少ない。

そのためキヴィオルは出場機会を求めて移籍を検討していると報じられており、ここまではイタリアのクラブから多くの注目を集めている。ユヴェントス、ACミラン、インテルといったクラブが注目している中、フィオレンティーナとナポリも関心を示し始めたようだ。

しかし、同メディアによるとアーセナルは完全移籍のみを望んでおり、2028年6月まで契約を残す同選手の獲得には2000万ユーロ(約32億円)以上を要求する姿勢だという。イタリアのクラブは今冬のレンタル移籍を望んでおり、アーセナルの要求は高いと感じているため、残留の可能性が高くなっているようだ。

CBと左SBをこなすことができる同選手は貴重な存在だが、アーセナルのディフェンスラインは人材が豊富でリッカルド・カラフィオーリも最近復帰。さらに冨安健洋も復帰したらキヴィオルの出場時間はさらに減る可能性もある。

現段階ではアルテタ・アーセナルで定位置を確保することは厳しい道のりのように思えるキヴィオルだが、アーセナルの要求を満たすクラブは現れるのか。

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